asanokiひとりごと。

あることないこと、とにかくかきたいことかいてます。

フカカイ

「あなたの考えていることがわからない。」

そう彼女に言われた。彼女のその言葉は、冗談にも捉えられるようなものだったけれど、私には軽い冗談と思えなかった。

 

他人の考えていることなんて、誰にもわからないだろうに、彼女は私に対してその言葉を放った。

 

変な空気にしたくなかったというのもあり言い返すことはしなかった。

けれど、ずっともやもやが消え去らない。

 

たしかに、私はよく周りの人たちから変わり者だとか謎だとかといったことをよく言われる。その度にそんなに自分はおかしいのだろうかと思う。寂しささえ感じる。

数年前までは、それが自分の特徴で、変人と言われることに嬉しさを感じ、それはそれで喜んで良いことなのだと思っていた。

けれども、最近は、自分のことを「謎」だとかいう人たちが自分との間に距離を置いている様に感じてならない。そのことがときに途轍もなく辛く思えてしまう。

彼女が放った

「あなたの考えていることがわからない。」

という言葉にはそれが表れていると思う。

考えていることは誰にもわかるわけなくて、わかって欲しいなんて思っていない。

ただ、自分をもう少し同じ人間として受け入れて認めてほしいという承認欲求は私の中に存在している。故に孤独感を感じるのだと思う。

この承認欲求が無くなったなら楽になれるのにとよく思う。

自分が自分であることがそんなにも否定されてしまうのならば、

私の生きる意味とは何だろうか。

 

最近はそこまで考えが至ってしまう。

 

ひどく独りよがりだけれど、

この気持ちは他の誰にもわかり得ない。

と思う。

 

仲が良いとか、友達ってなんだろうか。