asanokiひとりごと。

あることないこと、とにかくかきたいことかいてます。

レンボ

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ある紙を見つけた。

過去の自分が書いたもの。

ポエムのような、、

 

 

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或る日、君は見えなくなった。

僕は何故だか寂しくて泣いた。

深くは知り合ってなんかいなくて、ただ毎週1度1時間会うことが1年程続いていただけなのに。

どんな関係。

至ってシンプル、四角い関係。

それなのに何故だろう。

 

4ヶ月が経った。

僕はふと思い立ってパソコンを起動させた。

あの人の名前で検索した。

ただ、ただ伝え忘れた感謝の気持ちを伝えないと気が済まないと

今更…

 

幸運なことにあの人のSNSが見つかった。

それから2週間をあけて僕は挨拶をした。

深入りするのを嫌がっていたようにみえたから申し訳なくて。

プライベート地帯に踏み込んでしまったから。

君がまた、他のカタチでもみえるようになってとても嬉しかったけれど

やっぱり申し訳なさが纏わりついて葛藤する日々。

またみえるようになって僕は気付いた。

あの人がみえる、存在を感じられるようになったことが嬉しい理由。

 

あの人には大切な人がいることを知っていた。

だから相手にされないとわかっていたから、

過去の事の様にして最後に一通のメッセージを送ったんだ。

 

 

 

 

 

それから約2年後、

 

僕はどうしてももう1度だけ、

会って話したくなった。

 

 

どうにかコンタクトをとり

会うことが出来た。

 

お茶をしながらいろんなことを話した。

 

沈黙も、其処に君がいるということだけで嬉しくて、

幸せで、気になんてならなくて。

自分でも信じられないくらいあたたかい気持ち。

夢みたいで、

君をこの目に焼き付けようと見つめて、

でも照れくさくてすぐそらして。

 

それだけで幸せだった。

それだけで…

それだけで良かったんだ。

はずだった…