2017-05-02 タンカ(お題より) お題「好きな短歌」 私の好きな短歌。 美しい短歌が沢山あって選ぶのが難しかったけれど、 いま、 好きな短歌は、 百人一首にある、 人はいさ 心もしらず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける というもの。 これは 紀貫之のつくったもので、 人の心は変わりやすく、あなたの心が昔のままかはわからない。 けれど、昔馴染みのこの里の梅の花だけは昔のままの香りで、 咲いている。 といった意味合いです。 百人一首には他にも色んな恋愛模様が読み取れる 綺麗な歌があります。 因みに 今からおよそ5年前は、 藤原道信朝臣の かくとだに えはやいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを という歌が好きでした。 短歌、 なんとも趣き深いです。